AAR/カロリング朝・復興記
かつて世界はカロリング家のものであった

だが200年の時を経た現在カロリング家は没落し滅亡寸前であった

だが希望はある

カロリング家には三人の有能?な男子がいた
当主の座に就いた好色持ちの長男Herbert
すべての女は俺のもの!
宮廷牧師を務める次男Eudes
すべての迷える子羊を煮込み鍋にしてくれるわ!
宰相(外交能力13)を務める三男Pierre
がっはっは、捏造だって? まあ気が向いたらしてやるよぉ~
おい! お前ら真面目に仕事しろよ
はっはっは、もちろん冗談ですよ、兄上
ええっ!?
おいPierre! ええっ!?ってなんだよ、ええって!
いや、一番能力がない兄上が仕事しろとか言うから・・・・・・
悪かったな、俺の仕事は子作りだから好色あればいいんだよ!
そんなお仕事はありません! 兄上、宮廷司祭の前で下品ですよ
それで、今日俺らを呼んだのはなんでだ?
実はそなたたちに協力してもらいたい事があってな
ほう、どのような
カロリング家を復興する
お疲れさまでした
おい!
兄上、ご自分の能力を知ってますか?
もちろんだ。だから、お前らの力をかせと言っているのだ!
う~ん、兄者がまともな事を言ってるゾ(汗)
・・・・・・(自覚してるなら俺に当主の座を譲れよ)
頼む! カロリング家に残された時間はわずかなのだ!
どういう事ですかな?
実は、先日見つかったカール大帝の予言書にこう書かれていたのだ
1200年頃、カロリング家は歴史の表舞台から消えると
なんと! (次期当主になると言う俺の野望は叶わぬのか!)
なんだって! (ええっ、俺まだ年金もらってねえよ)
当家の復興に協力してくれるな?
やもえませんな
いいぜ、とことんやってやろうじゃん
こうして神が定めた運命に抗う三兄弟の戦いが始まった
ところで兄上にはカロリング家復興の策はおありで?
はあ⁉ 何言ってんだ、策を出すのは家臣の仕事だろ?
ぐぅ(こいつ舐めてんのか!)
それでは私が作戦を練りましょう
当然だ、早くしろよ
(この野郎!) では早速、我が作戦を説明しましょう
早すぎだろ、お前、今適当に考えたんじゃないか?
とんでもない、ではまずは当家の周辺地図をご覧下さい

義父と協力して当家の南方の公爵領を奪い取ります
思ったんだが、義弟を殺せば義父の領地の跡継ぎは嫁になるだろ
そして嫁が死んだら俺の長男が継承するよな
その通りです(むむ、意外に目ざといな)
なぜ進言しない愚か者が! さっそく義弟を暗殺するゾ!
あなた!
ひぃ(ビク) い、居たのか妻よ
そう言う事は私にも教えてくれないと、さっそく殺りましょう
お、おう
その後はきっと父も悲しみで弟を追うのでしょうね
うふふふ。 そうしてくれますよね、あ・な・た
そ、そうだね・・・・・・(こぇ~よ、この嫁)
それでは南方の請求権を作成しつつ義弟の暗殺を狙います
よし、当家の未来は明るい! 三兄弟の力を世界に見せてやるぞ!!

お、お~(お先は暗そうだなぁ~)
次回:第1話