初心者による初心者のためのブルグンド王国

本章の登場人物

adalbert2.jpg ブルグンド王Adalbert ruprecht.jpg 元帥Ruprecht バルセロナ=ボソン家系の一門

ugues.jpg 財務官Ugues herbert.jpg グラナダ市長Herbert

これまでのあらすじ

ブルグンド王位を宣言したAmaneusはイベリア半島で長年進展を見せていなかったレコンキスタに介入し、聖戦によりイスラム教徒からアラゴン王国を奪取することに成功した。

新たなる拠点 (1280年)

ブルグンド王の称号を復活させたAmaneus王は1277年に天寿を全うした。
王位は長男で宰相を務めていたAdalbertに受け継がれた。

ruprecht.jpg 殿、お呼びですか?
adalbert2.jpg ああ。
ruprecht.jpg ついに彼奴らを殲滅する時が来たのですね。
adalbert2.jpg そうだ。イベリア半島に巣食うムスリムを攻撃する。
ruprecht.jpg Adalbert様!私がこの時をどれだけ待っていたことか。
adalbert2.jpg 待て待て。
ruprecht.jpg とにかく、またと無い好機が到来しているのです!攻撃の命を御下知ください。
adalbert2.jpg そう急ぐな。チャンスというのはどういうことなのだ?
 
ruprecht.jpg 1270年にアッバード朝のスルタンAbdul-Rahmanはレオン王国との戦争で戦死しました。
adalbert2.jpg そうだ。もちろん、知っているよ。
ruprecht.jpg 問題は、Abdul-Rahmanがまだ28歳と若い王だったということです。
adalbert2.jpg つまりどういうことだ。
ruprecht.jpg 奴らだって我々と同じなのです。Abdul-Rahmanには男子の後継者がひとりしかいなかった……。
adalbert2.jpg ふむ。
ruprecht.jpg 長男のTifilwitはまだ8歳だっただけでなく、庶出の王だったのです*1
adalbert2.jpg 左様か。
ruprecht.jpg このスルタンを多くの諸侯は認めなかったのです。
 
revolt.jpg

1280年のイベリア半島。コルドバ、アラゴン、セビリアの諸侯がスルタンに反旗を翻している。

adalbert2.jpg Ruprecht殿。確かに敵国内の叛乱はチャンスです。
    だけれど、我が軍の力はそもそも奴等のスルタンさえも上回っている。姑息な手段は用いずとも、正面から勝てるだろう。
ruprecht.jpg 軍事的な優勢はもちろん存じております。
adalbert2.jpg では一体、なにが好機だというのだ?
ruprecht.jpg 殿、先日、ムルシアでスルタンと結んだ和平条約の内容をお教えください。
adalbert2.jpg ムルシア公領の割譲と10年間の停戦だ。
ruprecht.jpg その停戦期間は次の攻撃を加えないおつもりで?
adalbert2.jpg 当然だろう。異教徒と交わした約束とはいえ、易々と反故にすることは為政者として失格だ。
ruprecht.jpg 殿、ひとつ伺いますが、その条約は誰と締結したものでしょうか?
adalbert2.jpg …………!
 
adalbert2.jpg Ruprecht!お主も小賢しい奴よ。
ruprecht.jpg そうです。スルタンTifilwitと交わした約束に関しては、叛乱軍に対しては無効です。
adalbert2.jpg さっそく戦の準備をさせよ。ムスリムの叛乱軍を攻め滅ぼす!
 
こうして、Adalbertはイベリア半島のムスリム叛乱軍を次々と攻略していった。

1279年 ムルシア公領占領
1283年 アラゴン(サラゴサ)公領占領
1290年 グラナダ公領占領
 


 
adalbert2.jpg 市長はいるか?
herbert.jpg はい。いかにも、グラナダ市長のHerbertですが……。
adalbert2.jpg 新たに手にした領地について教えて欲しいと財務官が言っておってな。
ugues.jpg 財務官のUguesです。この地域は随分と栄えているようですな。
herbert.jpg ええ。グラナダは豊かな土地ですから。
ugues.jpg ほう。
adalbert2.jpg 実は、領国中で王として相応しい直轄領はどこだろうかという話をしていてね。
ugues.jpg そうなんです。それで、噂に聞くグラナダの栄華のことが話題に上ったのですよ。
adalbert2.jpg だが、どうも思っていたよりも人通りが少ないな。
herbert.jpg 戦争で多くの者がこの地を追われたのです。
adalbert2.jpg そうか。それは済まないことをしたな。
herbert.jpg いいえ。平和が訪れ、人はじきに集まってくるでしょう。
adalbert2.jpg ふむ。
herbert.jpg 10年もすれば欧州全土でも指折りの都市としてみせましょう。
adalbert2.jpg よし。決めたぞ。グラナダとマラガは直轄領として私自身が管理することとする。
ugues.jpg はい。
adalbert2.jpg Uguesは準備を進めてくれたまえ。

停戦期間について

強大な敵に立ち向かうための手法として以前「敵国の内乱時を狙う」方法を紹介しましたが、敵国の内乱を襲うのにはもうひとつのメリットがあります。CK2では通常、和平時に10年間の停戦が合意される仕様となっているので、通常、10年以内に複数回の侵略行動を取ることは大きなリスクを伴います。ところが、これにはいくつかの抜け道があります。そのひとつが、「叛乱軍と正規軍は条約上完全に区別される」ということです。正規軍と停戦が合意されていても、自由に叛乱軍を攻め、領地を獲得することができるのです。今回はこれを利用して約10年間の間に3度の聖戦を行い、版図を拡大させています。
 
もうひとつの抜け道は、当主の交代です。停戦の合意はあくまでも双方の当主間の個人的な条約とみなされるので、いずれかの当主が死亡ないし退位してしまうことで10年以内の再宣戦が可能となるのです。

直轄領について

直轄領の数には上限があり、これを超えるとペナルティから税収がほとんど得られなくなることもあるため、直轄領を際限なく増やすことはできません*2。領国の数が増えてくると、総てを直轄領にできないぶん、版図の中から豊かな土地を選んで直轄領とすると良いでしょう。プロビンスの豊かさを規定するのは主に下記の要素です。

  • 男爵級領のスロット数
  • 技術レベル
  • 開発度

ざっくりいうと、スロット数はプロビンスのポテンシャルを、技術レベルは現時点でのスロットごとの開発の限界をそれぞれ表します。開発度は要するに今までの領主がどれだけその土地を育ててきてくれたか、ということです。これらを総合してその土地の税収や徴兵可能な兵士の数などが決まるのです。

rank.jpg

版図内の全プロビンスの一覧は、Ledgerから参照できるが、自勢力が独立している場合のみ利用可能だ。
赤はブルグンド王国の直轄領。オレンジは直轄領以外の領国。

ブルグンド王国はプロヴァンス、ジェノヴァのほか、マラガ、グラナダと豊かな直轄領を抱え込んでいます。聖戦により新たに獲得した領地に配下を封じるか、直轄領とするかはその領地の豊かさやポテンシャルを踏まえながら考えるとよいでしょう。(戦争によって疲弊すると税収額の確認が難しくなるので、できれば戦争をする前に確認しておくと良いと思います。)
 


 
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*1 この継承により私生児のため王朝名まで交代しています。イスラム教徒の私生児に王朝の相続権が無いというのは、なんとなく実情を反映していない気がするのですが。
*2 直轄領数の上限を増やすためには、王権を強化する、より上位の称号を手に入れる、管財能力の高い当主を選ぶ、分割相続制を採用するといった方法があります

添付ファイル: filerevolt.jpg 251件 [詳細] filerank.jpg 298件 [詳細] fileugues.jpg 258件 [詳細] fileherbert.jpg 263件 [詳細] fileadalbert2.jpg 365件 [詳細] fileruprecht.jpg 297件 [詳細]

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Last-modified: 2015-01-02 (金) 18:50:39