*初心者による初心者のためのブルグンド王国 [#ab1c1948]
***本章の登場人物 [#vc093baa]
&ref(bona2.jpg); プロヴァンス女公Bona &ref(ruprecht3.jpg); 夫・神聖ローマ皇子Ruprecht
***これまでのあらすじ [#obb48b9b]
ジェノヴァを獲得したプロヴァンス女公Bonaだったが、周辺諸侯の反発は大きく、複数持つ公位の一方を放棄することを繰り返し迫られていた。
**太子暗殺 (1165年) [#h1c978d4]
&ref(bona2.jpg); あなた、大変なの!!
&ref(ruprecht3.jpg); どうしたんだ、突然?
&ref(bona2.jpg); Ponsが……、亡くなったらしいわ。
&ref(ruprecht3.jpg); 何だって?!
&ref(bona2.jpg); *※□+ж#+Å∵○☆×!!!#○+Å!!#○+Å!!#○+Å!!
&ref(ruprecht3.jpg); Bona、落ち着いて!
&ref(bona2.jpg); 落ち着いてなんていられますか。Ponsが殺されたっていうのに。
&ref(ruprecht3.jpg); まだ、暗殺だって決まった訳じゃない。
&ref(bona2.jpg); 不慮の事故という風に聞かされたけど、あのPonsに限ってそんなことあり得ないわ。
    絶対によ!
&ref(ruprecht3.jpg); 仮にそうだとしても、冷静さを失っちゃいけない。
&ref(bona2.jpg); 何よ。あなたは悔しくないの?
&ref(ruprecht3.jpg); 悔しいよ。何せPonsは僕たちの長男なんだから。
&ref(bona2.jpg); そうよ。だから言ってるじゃない。この、#○+Å!!#○+Å!!#○+Å!!
&ref(ruprecht3.jpg); Ponsはわが国の跡取りだったんだ。
&ref(bona2.jpg); ええ。だから余計に頭にくるんじゃない。
&ref(ruprecht3.jpg); 違うよ。僕らももう若くはない。だから、僕たちが死んでも国が倒れないように道筋をつけないと。
&ref(bona2.jpg); わかったわ。でも、Ponsが殺されたことだけは本当に許せないの。理解して。
&ref(ruprecht3.jpg); 僕だって許せないさ。
&ref(bona2.jpg); いったい、誰の仕業なのかしら。ザクセン公?彼らとは戦争中だから……
&ref(ruprecht3.jpg); いや、裏で糸を引いている人物がいるにせよ、実際の下手人は内部の人間だろうな。
&ref(bona2.jpg); Ponsは優れた人物よ。それに魅力的だった……。誰もがこの国に明るい未来を描いていたはずよ。
&ref(ruprecht3.jpg); そうとも言えないよ。
&ref(bona2.jpg); 何が違うの?
&ref(ruprecht3.jpg); Ponsは幼少期から帝国の宮廷に留学して育ったからね。かなりドイツ文化に染まっていた。
    僕もここに婿に入って感じることは多かったけど、プロヴァンスには帝国中枢への反骨心がまだまだ強い。
&ref(bona2.jpg); そんなものなの?私は全然気づけていなかった。
&ref(ruprecht3.jpg); Ponsは国の後継者だから。僕とは比べ物にならないくらいのプレッシャーを感じていたと思う。
&ref(bona2.jpg); そうかもしれないわ。
&ref(ruprecht3.jpg); 分かっていながらケアできていなかった僕がいけなかったのさ。
&ref(bona2.jpg); わかったわ。悲しむのはいつでもできる。まずはすることをしなければ。
    国の跡取りだけど、Guilhemを私は推すわ。
&ref(ruprecht3.jpg); Ponsは息子を遺していたと思ったが?
&ref(bona2.jpg); 彼はお父さんと違って人心掌握に難があるのは知ってるでしょう?
&ref(ruprecht3.jpg); ああ。
&ref(bona2.jpg); 何とか説得しないとね。

これから5年が過ぎた1170年の元旦に、公婿Ruprechtはその生涯に幕を閉じた。穏やかな自然死であったと伝えられている。
最愛の妻であったプロヴァンス女公Bonaがこの世を去るのは、その僅か5日後のことである。
Bonaの死後、公位は三男のGuilhemに受け継がれた。

**キャラクターのステータス [#g206c6f4]
 Pons Bosonid(Mastermind Theologian)
 外交13 戦術1 管理9 謀略7 学問21
 Attractive Scholar Patient Gregarious Lustful Ambitious Craven

 Pons Bosonid(Thrifty Clerk) ※Ponsの長男
 外交1 戦術7 管理8 謀略0 学問5
 Wroth Temperate Greedy Arbitary Kind

 Guilhem Bosonid(Dutiful Cleric)
 外交11 戦術5 管理6 謀略3 学問10
 Attractive Homosexual Hedeonist Gregarious Proud Content Wroth Lustful

BonaとRuprechtから受け継いだのか、KindやGregoriousなどの封臣のopinionにボーナスがつくのtraitが目立つのですが、Pons父子はCraven、Arbitaryのペナルティが相殺しているため、合計でプラスになるのはGuilhemだけです。Guilhemは同性愛者でありながら、LustfulとHedeonistのtraitがカバーできており、子供ができる確率にはむしろボーナスがついています。ステータスの数値では、Ponsが優秀ですが、ドイツの宮廷に留学した関係で文化がGermanになっており、それが今回の事件に繋がったのかも知れません。

**婚姻政策など [#v7b6c1ab]
BonaとRuprechtの間には末子のFilipを含め、4名の男児がいましたが次男のSavaricsは生後まもなく夭折しているため、成人したのはPons、Guilhem、Filipの3名です。彼らはいずれも近隣諸国の王女を妻に迎えました。長男のPonsはシチリア王の娘Eriaと、三男Guilhemはクロアチア王女Mariaと、四男Filipはアラゴン王((一度領土のほとんどを喪失したアラゴン王国ですが、バルセロナ公国がアラゴン王位を獲得する形で名義上復活を遂げています。))の娘Beatriuと結婚したのです。

女子も2名いて、長女のIsabeuはフランス王の五男と、次女のMatildaはアラゴン王の六男と女系結婚をしています。しかし、Matildaの方は娘ひとりを遺して26歳の若さでこの世を去り、Isabeuも夫に先立って死去してしまいました。5人の子供のすべてが国王の子女と婚姻を結んでいることになります。(が、なんとなく、プレイ当時の婚姻の決め方の迷いを感じる気もしないでもありません。必ずしも家格が総てではありませんものね。)

**Pons Bosonid Juniorの数奇な運命 [#i5c98b67]
非業の死を遂げたPonsは忘れ形見となるふたりの遺児をのこしました。妹は英国の男爵家に嫁ぎ平凡な一生を終えることとなるのですが、兄を待っていた運命は今後のボソン家の動静に関係してくるため、ここで紹介しておきます。この男の子は父と同じくPonsと名づけられましたが、分かりづらいため、ここではPons Juniorと呼ぶこととします。

Pons Juniorの母であるシチリア王女EriaはHauteville家の出身で、血統としては、シチリア島に王朝を築いたノルマン人の血を引いています。Eriaは夫Ponsの死後、神聖ローマ皇帝Ruprecht II世に後妻として迎えられ、Pons Juniorをプロヴァンスに残して、ドイツの宮廷((Bonaの夫、Ruprechtの父に当たるRuprecht大帝が死去してから、神聖ローマ帝国は本拠をルクセンブルクに移動している。))で生活していました。

この時代、シチリア王国はシチリア島全域とナポリ以南のイタリア半島を支配していましたが、領内では内乱が頻発しており、Eriaの父であったシチリア王Lambertを含め連続3代のシチリア王が戦死を遂げるという非常事態を迎えていました。1171年には、跛行王Botolfがあだ名の理由ともなった戦場での傷がもとで死去し、その跡を継いだのは僅か2歳の息子、Nigel II世でした。そして、ベネヴェント公にあった3代前の王Lambertの次男、Bohemondが摂政として政務を補佐することとなりました。

Bohemondは王国内の実権を握ると、王位の簒奪に成功し、Nigel II世を廃位に追いやってしまいます。ところが、それも束の間の1175年、Bohemond王は突然の病に倒れ、47歳でこの世を去ってしまうのでした。Bohemond王には娘がひとりいましたが、庶民との間の私生児であったため相続権がなく、また、ひとりの弟は聖職にあったため、姉のEriaがシチリア女王として即位しました。

この結果、Pons Juniorは期せずして女王の長男として、シチリア王位の継承権を獲得することとなったのです。Pons Juniorは実際にシチリア王として即位し、10世紀のイタリア王ロターリオII世以来の王位をボソン家にもたらしました。彼の子孫は繰り返す戦乱のなか勢力を縮小していくことにはなるものの、この後数世紀にわたってシチリア王位を保持することとなり、シチリア=ボソン家(あるいは単にシチリア家)と呼ばれることとなります。

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TIME:"2015-02-17 (火) 23:44:26"

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