マニュアル/ゲームガイド抄訳

戦争;もう一つの外交(Warfare; Diplomacy By Other Means)

前の節で、私はいかにして開戦理由を得るかについて論じた。この節で、私はいかにしてそれらを使用するか、つまり、いかにして戦争でうまく立ち回るかについて論じようと思う。

基本(The Basics)

戦争において、両方の陣営は三つの翼(flank)まで持つことが出来る。これらの翼は一般的に、敵対者の側のおなじ翼と別個に戦う。それぞれの翼は指揮官と、それ自体のユニットを持つ。一つ以上の翼を持つためには、きみは複数の軍隊が必要である。もちろんそれを一つに統合しても構わない。同じprovinceの教会、街、城の兵士から構成された軍隊というのは問題ないが、単一の傭兵軍団というのは出来ないだろう。

戦闘は三つのフェイズに分割される;前哨戦(Skirmish)、白兵戦(Melee)、掃討戦(Pursue)の三つである。すべての戦闘は前哨戦フェイズで始まる。これは弓兵や弓騎兵が有利な時間であり、彼らだけが主要なダメージを与えることが出来るだろう。数日後、これは白兵戦のフェイズへと切り替わる。そこでは重歩兵やパイク兵といった白兵戦志向のユニットが有利である。それぞれの翼は必ずしも同じフェイズにいなければならないわけではなく、彼らは通常やや異なったタイミングで白兵戦に突入することに注意せよ。ある翼の士気(morale)が25%に達すると、彼らは退却を始め、戦闘は掃討戦フェイズへと切り替わる。ここでは軽騎兵がまさに優れている。しかし重騎兵も同様のはたらきをする。5日後、その翼は戦闘から取り除かれる。
ある翼が攻撃すべき対応する翼を持たないとき、それは代わりにべつの翼を支援するだろう。このときその翼は10%のボーナスを得る。つまり士気と軍隊のダメージが10%増えるということである。このとき敵の翼は二翼から攻められているので、相当の追加ダメージを受け、通常は早々に戦闘から取り除かれることになるだろう。

戦闘の能力値(Combat Statistics)

それぞれのユニットタイプは基本能力値を有している。これらの能力値はいくつかの技術や建築物によってさらなる修正を受けるが、一般的にそれらは両軍勢においてだいたい同等である。基礎の能力値は以下の通りである。x/yのフォーマットは攻撃力と防御力を表している:

軽歩兵(Light Infantry)

  • 3士気
  • 前哨戦 2/3
  • 白兵戦 3/3
  • 掃討戦 3/3

重歩兵(Heavy Infantry)

  • 5士気
  • 前哨戦0.5/5
  • 白兵戦6/4
  • 掃討戦2/2

パイク兵(Pikemen)

  • 6士気
  • 前哨戦0.2/5
  • 白兵戦5/8
  • 掃討戦0.2/2

軽騎兵(Light Cavalry)

  • 4士気
  • 前哨戦2/5
  • 白兵戦3/3
  • 掃討戦10/8

重騎兵(Heavy Cavalry)

  • 10士気
  • 前哨戦1/8
  • 白兵戦10/8
  • 掃討戦8/5

弓兵(Archers)

  • 1士気
  • 前哨戦8/3
  • 白兵戦1/2
  • 掃討戦2/3

弓騎兵(Horse Archers)

  • 7士気
  • 前哨戦7/4
  • 白兵戦3/4
  • 掃討戦7/7

攻撃力は、そのユニットがどの程度のダメージを与えることが出来るかを決定し、一方で防御力はどの程度のダメージを受けることが出来るかを決定する。ユニットの士気が高ければ高いほど、それを退却させるために多くのダメージが必要となる。
見れば分かるように、前哨戦が得意なユニットは、弓兵と弓騎兵の二つだけである。これは、これらのユニットを多く備えた軍隊は戦闘の最初に激しいダメージを与えられるという利点を持っているということである。それは時に勝利と敗北の分かれ目にもなり得る。さらに、重歩兵と重騎兵は白兵戦に優れており、これは一般的に戦闘でもっとも大きな部分である。彼らはまた白兵戦においてそれほど脆弱ではなく、そのため彼らはしばしばきみに戦闘の勝利をもたらしてくれる。一方で軽騎兵は掃討戦に優れた唯一のユニットであり、そのためもしきみが既に戦いに勝利しており、更なる犠牲者を望むのであればこれのみが役に立つ。
ほとんどの場合、きみときみの敵対者は似たようなユニットの構成をしており、よってこれはふつうプレイにそれほどかかわってこない。しかしながら、傭兵を雇っているときは、きみが実際に雇っているユニットがなんであるかに注意を払うべきであり、軽歩兵と弓兵の比率が高い傭兵団を避け、代わりに重騎兵と重歩兵のものを選ぶべきである。
さらに、指揮官は戦闘にそれなりの効果を発揮する。指揮官が持つ戦闘のスキル1ポイントごとに、彼の翼のダメージは2%上昇する。そのため、きみは重要な戦闘の前に、きみの敵の損害を最大にし、君自身の損害を減らすために、きみの翼がきみの最良の指揮官によって率いられているか確認しておくべきである。

きみの軍隊を改善する(Improving Your Army)

きみの軍隊を改善するためには五つの方法がある:

  • 軍事建築物を建てる。さらなる詳細はここで。
  • 技術を研究する。さらなる詳細はここで。
  • 徴兵法と家臣の評価のあいだの正しいバランスを取る。さらなる詳細はここで。
  • きみの指揮官を改善する
  • きみの家臣を幸福にしておく。

残りはほかの節が取り扱っているので、私は最後の二つの点に焦点を当てようと思う。
第一に、きみの指揮官を改善するというのは比較的単純である。まず、きみは少なくとも制限された王権(Limited Crown Authority)である必要がある。これできみは指揮官を任命することが出来るようになるのだから。一旦きみがその法を施行したら、きみは高い能力の指揮官をきみの勢力に招くことが出来る。これは彼らを普通に招いて彼らになんらかの土地か顧問の地位を与えてもいいし、彼らをきみの勢力のうちで結婚させてもいい。それからきみは可能な限り優れた指揮官を主要な戦いの前に任命しておくことに注意しておかなければならない。これはきみの軍隊が与えるダメージを何パーセントか上昇させ、きみが戦闘に勝つことを容易にしてくれ、きみの敗北を減らしてくれる。またそれはきみが被る損耗も減らしてくれ、誰か偉大な人物を将軍の地位に迎えることが出来るだろう。この戦術は大きな勢力ではほとんど必要がない。なぜならきみはふつう優秀な指揮官をすでに利用可能だから。ただ彼らを任命することだけ気を付けておけばいい。
第二に、きみはきみの家臣を幸せにすることが出来る。徴兵の節で述べたように、家臣によるきみへの評価が高いほど、より多くの兵隊を彼らは提供してくれるのだから。そのため、きみが徴兵できる数を最大にするために、徴兵を行う前に贈り物をしたり、名誉称号(honorary title)を与えたりするのは良いアイディアだろう。

戦術(Tactics)

きみが戦争を上手くこなすために、いくつかの戦術を採ることが出来る。これらの戦術の多くは常識であるが、どちらにせよそれらに言及しよう。
きみの家臣たちがきみにたいして持つ不満を少なくするために有効な一つの戦術は、直接の家臣たちから最低限の軍隊しか徴兵しないことである。もしきみが一人の家臣の軍隊しか戦争に必要としないのであれば、その軍隊だけを徴兵すると良い。するとこの家臣だけがきみに不満を持つ者になり、残りの者たちは幸せなままである。ほかの家臣たちの兵隊は、あとになって必要になったなら徴兵することが出来る。もしきみが維持費を支払えるほど裕福であれば、きみは自分自身の兵隊を使うことを考慮に入れてもいいだろう。そうすれば誰もきみに不満を持たないのだから。
第二に、きみはおとり(bait and switch)戦術を使うことが出来る。きみは敵が攻撃するように、小さくて撃破しやすい対象を差し出す。そこで一旦戦闘が始まったならば、きみは遠くのProvinceからもっと大きいきみの軍隊を送り込む。すると簡単に戦闘に勝つことが出来る。これは、きみは半ば永遠に続くような軍隊の追いかけっこをする必要がなく、代わりに一回の、もしくは数回の決戦で早々と敵を撃破することが出来るということだ。
第三に、もし兵員の不足か、もしくは士気の不足により、やってくる敵に負けるであろうことが明らかであるならば、残りを逃がすために少数の男たちを犠牲にすることを考えるべきである。ほんの少しの者たちを残して、その間に残りの者たちは、回復が期待出来るか、より大きな軍隊と合流することが出来るほかのProvinceに行くといいだろう。きみは敵の軍隊の1/25以上の数を残しておくように心掛けなければならない。これ以下だと彼らは一瞬で撃破されるだろうし、その場合敵の進軍を緩めることは出来ないだろうから。
第四に、きみは敵を、彼らが損耗を受けるであろうprovinceへと誘い込むよう罠を張ることが出来る。彼らのものよりも小さな軍隊を使って、きみは延々と後退していき、彼らを、そのユニットがゆっくりと死にゆくProvinceへと連れ込むのだ。これはより大きな軍隊にたいしてのみ有効である。
第五に、もしきみが敵の軍隊の一部を、それが分割されている間に攻撃することが出来たなら、そうすると良い。きみは敵の軍隊を一度には全滅させられないかもしれないが、おそらく彼らの軍隊の半分は撃破することが出来るだろうし、残りを始末するのは簡単である。
第六に、機会さえあれば、つねに戦争の目的地へと最初に向かうべきである。戦争の目的地のholdingを占領すれば、75%以上の戦果スコア(warscore)を得ることが出来るし、一旦きみが戦争の目的地のholdingをすべて支配してしまえば、きみはゆっくりと戦果スコアを得ていくだろう。これはより素早い勝利を可能にしている。またこの場合、戦闘、包囲戦、損耗で失うのは少なくて済む。一方で、きみが攻撃されている側であれば、敵対者が戦争の目的地をすべて得ることが決してないようにしなけれならない。これも同じ理由である。一方が100%の戦果スコアに達したならば、強制的に勝利が得られるということに注意するように。
第七に、きみは敵の軍隊の総量よりも小さな部分に、きみの軍隊を分割するべきではない。これはほとんどの場合決してしてはいけない。もしそうしたなら、きみはきみの軍隊の大部分を失い、二度と反撃できないほどの立場にまで追い込まれてしまう危険性を冒すことになる。もしきみがそうするべき本当に優れた理由があるのなら、そうするべきである。しかしきみは残りの軍隊を近くに待機させておくことを忘れないように。
第八に、もしきみが沿岸国であれば、船が与えてくれる機動性を活用すると良い。きみは船でユニットを、地上よりもはるかに早く輸送することが出来、きみが素早く孤立した敵の軍隊を攻撃して、海に退却することを可能にしてくれる。単一の海Provinceに8000人以上の兵士を配置しないように気を付けなければならない。そうでなければきみは損耗を被ることになる。

まとめ(Summary)

敵の裏をかき、圧倒することによって、きみはほとんどの戦闘を勝利することが出来るだろう。そして最終的には戦争そのものに。全体を通した私のtipは以下の通りである:

  • きみの軍隊の規模を上昇させる建造物を建てよ。より詳細はここに。
  • 関係する技術を研究せよ。それはきみが必要とする切り札を与えてくれる。より詳細はここに。
  • 優れた指揮官を任命せよ。結婚や招聘によって優れた指揮官を得よ。
  • 傭兵を雇うときは、重歩兵と重騎兵を選べ。
  • きみの家臣たちを幸福にしておけ。
  • 徴兵法と評価のあいだの正しいバランスを取れ。より詳細はここに。
  • きみが必要とする以上の軍隊を徴兵するな。
  • 可能であれば敵に奇襲をかけろ。
  • もし必要であればいけにえを差し出すことにより、敵の進軍を緩めよ。
  • まず戦争の目的地を目指せ。
  • 可能な限り早急に、100%の戦果スコアに到達せよ。
  • 分割し、征服せよ。
  • 船がきみに与えてくれる機動性を活用せよ。

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Last-modified: 2012-12-30 (日) 23:46:24 (2055d)