マニュアル/ゲームガイド抄訳

文化;均質性による統合(Culture; Unity Through Homogeneity)

Crusader Kings IIにおける文化は多くの場合において宗教と類似しているため、この節を宗教の次に持ってくるのは相応しいことのように思われる。宗教とは違って、文化は農民階級にほんの少しの影響しか与えず、代わりにその影響のほとんどはきみの家臣たちに与えられる。私は文化がなにをおこなうのか、そしてきみがそれを上手に活用する方法を論じたいと思う。
いつものように、最後にはまとめを載せてある。

基本(The Basics)

文化とは、農民階級の民族性や伝統と、貴族たちがどのような人物であるかを表すための抽象的な再現である。Crusader Kings IIにおいて、あらゆる文化は平等に作られており、文化に依拠する、または文化に影響を受けたいくつかの限定的なイベントを除いて、名前や肖像画といった表面的なもの以上に、特定の文化が優遇されているということはない。
あらゆる文化は文化グループに属している。またそのため、同じ文化グループのなかのほかの文化の方が、グループ外部の文化よりも近しい存在である。文化的ミスマッチはprovinceのレベルでも、キャラクターの相互関係においても、害になり得る。

Province規模(The Provincial Level)

ゲームにおけるあらゆるcountyは、そこにおける主要な文化を表した文化を持っている。ゲームのスタート時点では、ほとんどの勢力が比較的均質的であり、一つ以上の文化を抱えている勢力はほんの少しだけであり、さらに一つ以上の文化グループを抱えている勢力ははるかに稀である。
しかしながら、勢力が拡大していくにつれて、それは不可避的にほかの文化や文化グループに遭遇することになるだろう。それはさまざまなペナルティを与えることになるだろう。そのうちのいくつかは永続的なものであり、いくつかは一時的なものである。
永続的なペナルティは(文化を変えることがなければ)、君主と違う文化であることによる1%の叛乱危険性(revolt risk)である。もし違う文化グループであれば、これは2%になる。さらに、ある地域を占領すると、もしそこが違う文化であれば、一時的なペナルティーを被る。もし同じ文化グループであれば、それは以下のようなペナルティーである。もし違う文化グループであれば、これらはみな二倍される:

  • 10年持続
  • 徴兵-50%
  • 徴兵回復率-25%
  • 税収-25%

見て分かるように、これは、新たに征服された地域はその本当の価値を生み出すまでしばらく時間がかかり、さらに一時的なペナルティーが消滅したあとですら、きみは叛乱危険性と向き合わなければならないということである。1%の叛乱危険性ごとに税金が1%減少する。
また、宗教の節で述べられたように、その君主の文化を持つcountyは、provinceの改宗がはるかに簡単になる。

キャラクター規模(The Character Level)

しかしながら先に述べられたように、文化はcountyだけに限定されない。ゲームにおけるすべてのキャラクターは何からの文化を持っており、これは彼らの同勢力内のほかのキャラクターとの関係に影響を与えるのである。
違う文化であれば、家臣によるきみへの評価は10下がり、もしきみが違う文化グループであれば20下がる。このペナルティーはそのキャラクターの首都となるcountyの文化適応性(cultural flexibility)の修正を受ける。
第二に、同じ文化であれば、キャラクターの叛乱危険性が15%低下する。評価ペナルティーの欠如と組み合わせれば、同じ文化の家臣をはるかに忠誠心溢れるようにすることが出来る。そして均質的な勢力は、それ以外の勢力よりもはるかに安定的である。

文化の伝播:キャラクター規模(Spread of Culture - Character Level)

あらゆるキャラクターは、父系結婚(patrilineal marriage)であれば彼の父親の文化で生まれ、母系結婚(matrilineal marriage)であれば、彼の母親の文化で生まれる。ほとんど例外なく、これを変更する唯一の方法は、その子供の後見人(guardian)である。もし子供の後見人が異なる文化であれば、その子供が後見人の文化に変わる、十分な可能性が存在する。平均発生時間は以下の通りである:

  • 勤勉(Diligent)かつ社交的(gregarious)な後見人 - 30か月
  • 勤勉または社交的な後見人 - 60か月
  • とくに関係したtraitを持たない後見人 - 120か月
  • 勤勉 + 内気(shy)もしくは社交的+ 怠惰(slothful)な後見人 - 120か月
  • 内気もしくは怠惰な後見人 - 240か月
  • 内気かつ怠惰な後見人 - 480か月

見て分かるように、もし後見人が確率を修正するいかなるtraitも持っていないならば、文化の変更はだいたい50%の確率で生じる。子供に後見人が付くのは一般的に10年間なのだから。もし後見人が勤勉で/もしくは社交的であれば、これはより起こりやすくなり、そうすると正規分布は2.5年か5年になる。一方でもし後見人が内気で/もしくは怠惰であれば、これはあまり起こらなくなる。
よって、もしきみがきみの子供の文化を変えたいのであれば、きみは勤勉で/もしくは社交的なtraitを持つ、目的の文化の後見人を任命するべきである。

文化の伝播:Province規模(Spread of Culture - Provincial Level)

あらゆるcountyはキャンペーンのスタート時からなんらかの文化を持っている。しかしこれは時間をかけて変化し得るものである。provinceの文化を変更するイベントは以下のようなメカニズムである:
このイベントはcounty基準ではなく、キャラクター基準で生じる。よって、その機会はcountyごとではなく、キャラクターごとである。イベントのトリガーについて言えば、そのキャラクターは彼の領地のうちに、自分の文化ではないcountyを持っていなければならない。そしてその支配者の文化を持つキャラクター誰か(これは同一のキャラクターではダメである)に支配されている、このキャラクターの文化を持つほかのprovinceと、少なくとも一つ以上境界線を接していなければならない。よって島嶼部に文化を伝播させることはほとんど不可能である。なぜならそれらはゲーム開始時にそうでないかぎり、きみの文化を持つcountyと境界線を接することはないからである。一方で、文化的につながっていないprovinceに文化を伝播させるイベントも存在する。このイベントは、そのprovinceが異なった宗教である場合にのみ発動し得る。そしてprovinceが宗教を変えるのは、文化を変えるよりもはるかに早いので、このイベントが発動することはめったにないだろう。たとえばブリテン諸島は(デフォルトのキャンペーンゲームにおいて)実質上、サクソン(Saxon)、イングランド(English)、ウェールズ(Welsh)、スコットランド(Scottish)、アイルランド(Irish)、ノルウェー(Norwegian)に限定されているが、一方でほかのほとんどの島嶼部はたった一つの文化しか持っていないだろう。
さて、このイベント事態はなによりもある一つの要素に依拠している:それは支配者のstewardshipである。平均発生時間は以下の通りである:

  • 0-1 stewardship - 6075か月 (506.25年)
  • 2 - 4050か月 (337.5年)
  • 3 - 2700か月 (225年)
  • 4 - 1800か月 (150年)
  • 5-9 - 1200か月 (100年)
  • 10 - 900か月 (75年)
  • 11 - 675か月 (56.25年)
  • 12 - 506.25か月 (42.1875年)
  • 13以上 - 380か月 (31.67年)

もしきみがモンゴルで1300年以前であればこれは半減されるが、それはほとんどあり得ない話だろう。
見て分かるように、キャラクターが高いstewardshipを持っている限り、彼はcountyを短い時間で彼の文化へと転向させられるのだ。

戦術(Tactics)

第一に、私が後見人による文化変更のセクションで述べたように、もしきみがきみの子供の文化を変えたいのであれば、彼に勤勉と/もしくは社交的のtraitを持つ、その文化の後見人を任命せよ。彼は大抵文化を変えてくれるだろう。逆に、もしきみがきみの文化を純粋に保ちたいのであれば、彼の後見人として任命する人間に対して注意深くあれ。
第二に、きみの文化の辺境のcountには、きみの文化を持つ高いstewardshipのキャラクターを任命せよ。彼らは文化を速やかに彼ら自身のものに変更し、叛乱危険性を取り除いてくれるだろう。
第三に、キャラクターごとに一つだけのcountyを割り当てるようにせよ。文化変更イベントがキャラクター・レベルで発動するのだから、一つ以上のcountyを支配しているキャラクターは、それぞれのcountyレベルにおける発生率を下げてしまっている。
第四に、きみの家臣たちをきみの文化にとどめておくようにせよ。きみは叛乱危険性を低くし、外国人評価ペナルティーを避けることが出来るのだから。
最後に、異なった文化のprovinceよりも、同じ文化のprovinceを征服するのを優先せよ。同じ文化グループを異なった文化グループよりも優先せよ。そうすれば深刻なペナルティーを減らすことが出来るだろう。

まとめ(Summary)

きみの勢力を文化的に均質に保つことによって、きみはそれを容易に統治することが出来るだろう。私のtipは以下の通りである:

  • もしきみが文化変更をおこないたいならば、異なった文化の勤勉/社交的な後見人を任命せよ
  • きみの文化を持っていてstewardshioの能力値が高いキャラクターを、きみのprovinceに隣接する異なった文化のprovinceのcountに任命せよ。
  • それぞれのキャラクターごとに一つだけのcountyを保つようにせよ
  • きみの家臣たちをきみの文化に保つようにせよ
  • 征服するときに、同じ文化グループや異なった文化グループよりも同じ文化を優先せよ

トップ   編集 凍結 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2012-06-14 (木) 16:52:07 (2196d)