マニュアル/ゲームガイド抄訳

結婚と子供;きみの未来を確かなものに(Marriage and Children; Ensuring Your Future)

Crusader Kings IIはきみの王朝を基礎としているのだから、結婚を最大限に活かすのは基本中の基本である。結婚はきみの王朝を拡張させ、その組織を盤石にするための第一の方法である。さらに、結婚は同盟を締結するためにも使用され得る。
私は結婚のメカニズムがはたらく方法、そしてきみがそこから利益を得る方法を論じよう。
いつものように、最後にはまとめを載せてある。

基本(The Basics)

16歳以上の者であれば誰でも結婚可能である。16歳以下のものは婚約する(betrothed)ことが出来る。結婚することの出来る年齢の上限は存在しないが、女性は46歳になればほとんど完全に不妊になる。いくつかのイベントの例外を除けば(たとえば庶子(bastard)など)。
結婚はいくつかの利益をもたらしてくれて、その最大のものは明らかに子供の誕生である。さらに、きみはきみ自身の基本ステータスや、領地サイズを決定する要素に、きみの配偶者のステータスの半分を加えることが出来る。またもしきみの配偶者が高名な(prestigious)家柄であれば、きみはPretsigeを得ることが出来、きみの配偶者のランクに応じてPrestigeを得たり失ったりする。これは身分がきみよりも一段階上や下であるごとに20 Prestigeである。よってもし、たとえばきみが皇帝で、王の娘と結婚すると、きみは20 Prestigeを失って、彼女は20 Prestigeを得る。
さらに、結婚することに関係した、多くの良いイベントと悪いイベントが存在している。きみの子供たちのtraitも、きみの配偶者のtraitに影響されるだろう。また、きみはきみの配偶者を密偵長(spymaster)に任命することが出来る。この地位は、男性、支配者の母親、支配者の配偶者だけに限定されているのだから。

子供(Children)

その婚姻状態にある女性が46歳以下であり、そのキャラクターが禁欲主義(celibate)のtraitを持っていない限り、彼女は妊娠する可能性がある。妊娠の可能性はさまざまなtraitの影響を受ける。たとえば貞淑(Chaste)や好色(Lustful)など。また彼女はイベントによって妊娠することも可能である。たとえば、きみの男性キャラクターが彼の第一子の息子の死に怒ったりしたときなど。
カップルは平均して二人の子供を持つ傾向にあるが、生殖率(fertility)を上昇させるtraitによって、カップルはこれよりもはるかに多く産むことが出来る。私の個人的な記録は9人の子供である。そして私は、15人もの子供を持った人の話を聞いたことがある。よって、きみが生殖率を低下させるtraitをなにも持っていなければ、きみはきみの王朝を存続させるに十分な子供たちを得ることが出来るに違いない。
子供のステータスとtraitは、両親のステータスとtraitの影響を受けるだろう。そのため、もしきみが優れた後継者を望むなら、優れたステータスとtraitを持つ者と結婚するのが賢明である。母親は彼女自身の子供と良い関係を築くだろうが、前妻の子供とはそうでないことに注意せよ。そのため、もしきみが再婚して、さらなる子供を持ったならば、きみの新しい妻が彼女自身の子供に道を開いてやるためきみのもともとの子供を暗殺する危険性を、きみは抱え込むことになる。

ステータス(Statistics)*1

きみの配偶者のステータスの半分が、ほとんどの場合においてきみ自身のステータスに加えられることになるだろう。これはすべての現状のステータスと、きみの領地限界(demesne limit)も含んでいる。
きみの配偶者はきみの領地限界に影響を与えるのだから、高いStewardshipの配偶者は、きみがより多くのholdingを支配できるということを意味する。彼/彼女の持つStewardship 8ポイントにつき、限界が1上がる。参考までに、きみはきみ自身の持つStewardship 4ポイントにつき一つの追加holdingを支配することが出来る。
もしきみの配偶者が何らかのステータスにおいてきみより高い能力を持っていたら、きみはおそらく、きみの配偶者に助けを求める機会を得るという臨時イベントを得るだろう。これは大抵きみに、きみの勢力のいくつかの側面を一時的にポジティブに修正する要素と、そのスキルが1ポイント上昇する20%の機会をきみに与えるだろう。しかしながら、満足(Content)のtraitを得る可能性も80%存在する。これは、きみはきわめて便利な野心的(Ambitious)のtrait(すべてのステータスに+2)を得られないということを意味する。
よって、高いステータスの者と結婚するのは極めて有用であり、きみがきみの勢力をいかに効率よく支配出来るかということにも大きな違いをもたらし得る。

同盟(Alliances)

誰かと結婚する、もしくは彼らの息子や娘と結婚する、もしくはきみの息子や娘を彼らや彼らの息子や娘と結婚させれば、きみは同盟を得るだろう。しかしながら、彼らがきみ/きみの息子の父系結婚か、きみ(女性)/きみの娘の母系結婚によってきみの王朝に加わるのでなければ、この同盟は次の世代まで存続することはないだろう。そのため、多くの結婚は永続的な同盟ではなく、一時的な同盟を締結するに過ぎない。きみの直近の家族の一員(きみの子供、孫、兄弟、祖父母、そして父母)が彼らの直近の一員と結婚している限り、その同盟は存続する。
もしきみが永続的な同盟を望むのならば、きみはその子供がきみ自身の王朝の者であることを確実にしなければならない。そうすればその同盟は、後の世代がきみの王朝を去らないかぎり、永遠に存続するだろう。
きみの子供たちをほかの強力な君主と結婚させることによって、きみはこれらのキャラクターをきみ自身の戦争に招集し、彼らがきみを支援するようにさせることが出来るだろう。しかしながらこれは諸刃の剣である。なぜなら彼らもきみにまったく同じことを出来るのだから。そしてもしきみが軍隊の招集を断ったなら、きみはPrestigeを失い、評価に打撃を被るだろう。

全体的な戦略(Overall Strategy)

きみが誰かと結婚するとき、もしくはきみの第一の後継者を誰かと結婚させるとき、きみの第一の優先事項は、優れたステータスとtraitであるべきだ。生殖率が大きく低下している者、30歳以上の者を避けるようにせよ。なぜなら彼らはきみが望む子供を産む可能性がはるかに低いだろうから。とりわけポジティブな遺伝的traitを探すように。完全なリストは下記の通りである:

  • 秀麗(Fair) - 異性に30の評価を与える、+1 diplomacy。女性の後継者がこれを持つととくに有効である。
  • 天才(Genius) - あらゆるステータスに+5、あらゆる家臣の評価+5。「きわめて」優れたtrait。
  • 明晰(Quick) - あらゆるステータスに+3。非常に優れたtrait。
  • 強靭(Strong) - +1 Diplomacy、+2 Martial、健康+2、生殖率+10%、異性の評価+10、あらゆる家臣の評価+10。きわめて優れたtrait。

一方で、ネガティブな遺伝的traitを避けるように。なぜならこれらはきみの後継者を何世代にもわたって蝕むだろうから。完全なリストは下記の通りである:

  • 湾曲症(Clubfooted) - 異性の評価-10、-1 martial
  • 兎唇(Harelip) - 異性の評価-10、-1 diplomacy
  • せむし(Hunchback) - 異性の評価-30、あらゆる家臣の評価-5、-1 martial
  • 舌足らず(Lisp) - 異性の評価-5、-1 diplomacy
  • どもり(Stutter) - -1 diplomacy
  • 醜悪(Ugly) - 異性の評価-20、-1 diplomacy
  • 小人(Dwarf) - 異性の評価-30、-1 martial
  • 愚鈍(Slow) - あらゆるステータスに-3。
  • 痴愚(Imbecile) - あらゆるステータスに-8、あらゆる家臣の評価-10。きわめて悪いtrait。
  • 近親婚(Inbred) - あらゆるステータスに-5、生殖率-30%、健康-1.5、あらゆる家臣の評価-20。痴愚よりもさらに悪い。
  • 虚弱(Weak) - 健康-1、生殖率-5%、-1 martial、異性の評価-10、あらゆる家臣の評価-10。

きみがきみの後継者ではない子供たちを嫁がせる場合、これらの関心はほとんど重要でない。しかしながらきみは、それでも遺伝的traitのうちでも最悪なものを避けるべきである。彼らとかかわりあいになりたいなんて思う者はいないのだから。
代わりに、子供たちを嫁がせるときのきみの第一の優先事項は、きみの王朝を拡大させて、同盟を得ることである。もしきみが同盟をえるのであれば、きみの娘たちを母系結婚させるように。きみの息子たちを母系結婚させるのは避けるようにしよう。なぜならきみの王朝の一員に留まっている子供たちはきわめて有益なのであるから。彼らが留まっていれば、同盟は何世代にもわたり存続するだろう。
もしきみが、ほかの王朝ではなく、きみの血族を保つような方法で結婚をする機会があれば、その王朝の支配者か彼/彼女の第一の後継者と結婚するようにせよ。しかしこれは彼らが子供をまだ持っていない場合のみである。きみの王朝の二軍の子供たちは、きみの王朝の第一の後継者よりもはるかに役に立たない。
さらに、すでにきみの王朝にいる者との結婚を避けるようにせよ。なぜならそうするときみはネガティブな遺伝的traitの危険性を冒すことになるのだから。この危険性は一旦何親等か離れてしまえば(たとえば、またいとこ)きわめて低下するのだが、一般的に、その危険性に見合うとは言えない。よってきみがそうするきわめてまっとうな理由がないかぎり、きみ自身の王朝にいる者と決して結婚してはいけない。きみはスペインのカルロス2世のようにはなりたくないだろう。

まとめ(Summary)

よく考えられた結婚を通して、きみは強力な同盟と、きみの王朝の拡大を得て、優れた後継者を確かなものにすることが出来る。一方で悪い結婚は、死産や近親婚の後継者をきみにもたらす可能性がある。全体的な私のtipか以下の通りである:

  • きみの王朝の内側の者との結婚を避けよ
  • 可能であれば、きみの王朝を保持せよ;(可能であれば)娘を母系結婚させ、息子を父系結婚させよ
  • きみの王朝を保持するときは、支配者か後継者と結婚せよ
  • 必要のないかぎり、再婚を避けよ
  • 疫病のような悪い遺伝的traitを避けよ
  • きみかきみの後継者が誰かと結婚するときは、優れたステータスとtraitを持つ者を見出せ
  • 天才と明晰のtraitはきわめて有益である
  • もしきみが子供をほしいなら、30歳以上か、生殖率を低下させるtraitを持つ者と結婚してはならない

*1 本来は統計学という意味であるが、ここではステータスという意味で使用されている。

トップ   編集 凍結 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2012-06-15 (金) 01:33:13 (2048d)