AAR/シルクロードの覇者

848年4月

Saua家の反乱は成功し、選帝侯制度が承認された
これによりSaua家3代に及ぶ宿願、帝位簒奪まであと一歩となった
成人したテムイ4世は管理を学んだハズだったが、凄まじい武闘派に成長
その武力をもって、北の騎馬民族を次々と駆逐していった
そんなテムイ4世のことを民たちは武神と崇(あが)め奉った

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848年12月

テムイ4世の武勇により北方開拓はとてつもない速さで進んでいた
また首都近辺にも次々と最先端の軍事施設、病院が建てられ
シルクロードから入る莫大な収入をもってしても
その費用を補えず国庫は空となったほどだ
タクラマカン砂漠の開発は物質面だけでなく技術面にも及び
首都Karasharの技術は世界一と言われるに至った
(帝国法の条件の1つ、名声技術が5に達した)

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849年4月

102.jpg大変っす! 大変っす! 大変っ~~~~っすぅうううううううっ

96.jpgどうしたのだ大将軍、そんなに慌てて?

102.jpg皇帝陛下が崩御されたっすよぉおおおおお!!

96.jpgそうか、では休戦協定は終わったな

101.jpg陛下! いよいよでござるな!!

96.jpgうむ、余は皇帝になるぞ! 出陣じゃあああ!!

101.jpg承知でござる!!

102.jpgどこに行くっすか?

96.jpg大将軍、何を聞いておった!

101.jpg新帝を廃位し、譲位させるでござる

102.jpgマジっすか!

96.jpg分かったら新帝を捕らえよ

102.jpg了解っす

96.jpg・・・・・・

101.jpgアルス、なんで陛下に抱き着いておるでござるか?

102.jpg新帝を捕らえたっす

101.jpgどういうことでござる?

102.jpg新帝に選ばれたのは陛下っす、陛下が皇帝っす

96.jpgなんだとおぉぉ! いとこの皇太子はどうなった?

102.jpg先日、暗殺されたっす

101.jpgへ、陛下、いえ偉大なる皇帝陛下! お祝いを申し上げるでござる!!

96.jpgう、うむ・・・なんか達成感が無いな・・・・・・

102.jpgそうだ、先帝は崩御の際にこう言われたっすよ

当家の男系は途絶えた・・・・・・
妻の実家Saua家は長きに渡り朕を支えた、
ゆえに皇位を譲り忠義に報いてやる

96.jpgなんだそのくれてやる発現は!!

101.jpg思えば先帝はSaua家3代の野望を阻止し、帝位を守り切ったでござる

101.jpg父君の先々代は休戦協定の罠に嵌り謀反すら起こせなかったでござる

102.jpg兄の先代は謀反を起こし、逆に返り討ちにあったっすねw

101.jpgそして陛下は時間切れのお情けで帝位を譲られたでござる

96.jpg余は父と兄上の無念を晴らせなかったのか・・・兄上許されよ・・・

101.jpg皇帝陛下それでは祝い事がお通夜みたいでござる

102.jpg実際、今から先帝のお通夜っすよ

96.jpg・・・・・・

先帝は草原の大ハーンからURUMQI帝国を建国し皇帝となった
しかし、皇太子の暗殺により一門の男系は途絶え、帝位をSaua家に明け渡した

URUMQI帝国2代皇帝に即位したテムイ4世はこれを良しとせず
国号を大遼帝国(Dai ryou)に改名し初代皇帝テムイ1世と名乗った
しかし、初代皇帝を名乗る者の宿命か、二人には共通点があった
一つは突出した能力、もう一つはその夫婦関係である

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853年3月

この年、武神と言われ、遂には帝位に上り詰めたテムイ1世が崩御する
わずか二十歳で死んだこの英雄をタクラマカン砂漠の民は忘れない
彼のおかげで騎馬民族の略奪に怯える日々が終わったのだから・・・

後を継いだのは末弟(四男)のテムイ二世皇帝(12歳)である

奇しくも、これで3兄弟の全員が幼君で当主となったのである
テムイ二世・・・後にすべてのSaua家男系の祖となる不屈の皇帝の誕生である

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初代 伯爵どまりの英雄
2代 早世
3代 タクラマカン砂漠の覇王
4代 42歳で病死した堅実派
5代 成人直後の謀反で返り討ちにあう
6代 武神と言われ短い人生で偉大な功績を残した皇帝

6年後の859年2月

月間総収入51.13 最大兵力6500(直属4800家臣1700)

テムイ2世の帝国は豊作に恵まれ安定した治世を送っていた
北の遊牧民はみなひれ伏し完全に略奪の脅威は消えた
だが多くの臣下は既に最大版図に達したと考えていた
西には強力な騎馬民族、南はアラビア帝国と言う大きな壁に阻まれていたからだ
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アラビア帝国と強力な騎馬民族
どちらかの国が崩壊するまで大遼帝国に拡大の道はない・・・はずだった

だがテムイは家臣に宣言した

95.jpg西の遊牧民を討つ!!

101.jpg陛下! 遊牧民から得られるものなど何もござらんぞ!

95.jpg土地を奪い、一から開拓する! これはSaua家の伝統ぞ!

101.jpgならぬでござる! 決して騎馬民族と戦ってはならないでござる!

102.jpg心配無用っす、オイラが騎馬民族に命乞いをさせて見せるっす

95.jpgさすがは大将軍よく言った!

101.jpg騎馬民族を甘く見てはならんでござる!!

102.jpg騎馬民族なんか本拠地を落とせば降伏するっすよ

101.jpgこの馬鹿アルスが! よいでござるか、今の――

95.jpgだまれ丞相! 大将軍アルス、騎馬民族の討伐を命ず!!

102.jpgういっす

皇帝の鶴の一声で西進は決定した

3年後の862年

この日、大遼帝国と騎馬民族連合との3度目の主力決戦が行われた
大将軍アルス率いる帝国軍5千と騎馬民族連合軍7千が激突した

200.jpg大将軍! 敵の勢い激しく前衛が崩壊!

102.jpg耐えるっす! 2度負けてる我らに後はないっす!

200.jpg申し上げます! 帝都よりの援軍5千(傭兵)が敵背後を突きました!

102.jpg今っす! 帝国の荒廃この一戦にありっす!! 全軍打って出るっす!

200.jpgおおお!!

数日後・・・
帝都ではテムイ2世と丞相アブドールが決戦の結果を待っていた

200.jpg申し上げます、第三回主力決戦が終わりました!

95.jpg大将軍は勝ったか!?

200.jpg我が軍一万は騎馬民族軍7千を前後より挟撃!

95.jpg結果を申せ! 結果を!

200.jpg再び大敗北を決しましたぁ~!!

95.jpgどうしてこうなった!!

95.jpg敵の本拠地を落とせば降伏するのではなかったのか!?

101.jpg遊牧民の本拠地を落として降伏するのは初期だけでござる

95.jpgどういう意味じゃ!?

101.jpg今の遊牧民は本拠地以外にも落城のし難い城、

101.jpg部落などを支配して勢力を拡大してござる

95.jpgなぜ出陣前に言わぬ!?

101.jpg陛下が言わせなかったでござる

95.jpg貴様、それでも丞相か! そこは命賭けで進言しろよ!

101.jpgそれがしは必至でお止め申したでござる!

200.jpgあ、あのう、大将軍からの伝言がございます

95.jpgあの馬鹿が! 今度はどんな言い訳をしておる!!

200.jpg遊牧民に捕まったっす

200.jpg降伏してくれないと殺されるっす、助けてくださいっす

95.jpgあの野郎! 何が命乞いさせて見せるだ! 自分が命乞いしてるじゃねえか!!

遊牧民国家Pishkinoghlu帝国との数度の決戦で大遼帝国軍の主力は完全に崩壊
傭兵の増援部隊すらも敗られた大遼帝国には、もはや勝てる見込みは無かった
賠償金の額を減らすため、テムイは国庫を使い果たして和議に臨んだ
だが騎馬民族は1000GOLDもの賠償金を要求
テムイ2世皇帝は泣く泣くこれに同意した
この件でテムイ2世は二度と騎馬民族とは戦わない事を臣下に誓わされ、
テムイ2世の領土拡大の道は閉ざされた・・・・・・
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敗戦から12年後・・・・・・874年

大遼帝国は騎馬民族に支払った巨額の賠償金による赤字を解消し
再び繁栄を謳歌していた、だがその日、朝廷に激震が走った
テムイ2世が再び出陣命令を下したのである

101.jpg陛下! 騎馬民族とは戦わぬと誓ったではござらぬか!?

95.jpg朕は暴君ではない、もちろん騎馬民族とは戦わぬ

101.jpgで、では、ま、まさかアラビア帝国と戦う気でござるか!?

95.jpg馬鹿を申すな、あのような巨大帝国に勝てる道理はないわ

101.jpgではどこに出陣すると言うのでござるか!?

95.jpg大将軍アルス、発案者であるそなたが説明せよ

101.jpgアルス! そなた、また陛下をたぶらかしたでござるかっ!?

102.jpgかつてハンニバルはアルプス山脈を越えたっすよ

101.jpgな、なに!? それがどうしたでござる

102.jpg我らはヒマラヤ山脈を越えるっす

101.jpgこの馬鹿チンが!! 超えられ訳が無いでござる!!! 

95.jpgいや超えるられる!! これを見よシルクロードはインドへと続いておる!!

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101.jpg陛下そこは商人しかいけぬ道でござる

102.jpg商人が通れるなら軍人にも通れるっす! ようは気合いっすよ

95.jpgさすがは大将軍よく言った! 我らは歴史を作るぞ! さあ出陣じゃあ!

テムイ2世は再び王権をふるい、臣下の反対を押し切った
かくして大遼帝国は12年の長き眠りから覚めた

傭兵団を率いたテムイはシルクロードの天山南路を南へ下った

101.jpg陛下、やはり通れぬでござる!

95.jpg気合いじゃ、気合いが足らん! 前進あるのみ! パンツアホー!!

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2年後の876年3月

険しく遠い道のりを経て大遼帝国軍は遂にインドにたどり着いた
(歴史家いわく、大遼帝国軍のヒマラヤ越えは人類最大の謎である)
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95.jpg朕はヒマラヤを越えインドに辿り着いた! 歴史は作られたのだ!!

102.jpgういっす、気合いの勝利っす

101.jpgいや、めっちゃ迂回してたでござるよ!!

95.jpgだまれ丞相! 我らは山中で少し道に迷っただけじゃ!

こうしてSaua家のインド侵略伝説が始まった

第5話 完

次話:第6話


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Last-modified: 2016-10-02 (日) 08:46:11 (358d)