[[各種データ]]

*Casus Belli(開戦事由) [#ob325f32]

 Casus Belli(開戦事由)は、他の貴族や宗教指導者など、支配者達が認める宣戦布告の大義名分である。

 他のパラドックス・インタラクティヴのゲーム同様、CK2に於いても''開戦には常に適切な「CB」が必要となる''。そして行使したCBによって戦勝時に得られるものや、敗戦時に失うものは異なる。また、戦争に誰が同盟者として参戦する事ができるのかも異なる。

 同じ宗教に属し道徳規範を共有する支配者に対して一方的な理由で宣戦する事は、いかなる場合も不正義であり専横と看做される。しかし、多神教徒などはその様な制限に縛られる事無く望む相手に宣戦する事ができる……尤も、征服行が行き過ぎれば『Holy War(聖戦)』のリスクを負う事になるが。

 一つの対象に複数のCBを持つ場合もあり、それぞれに異なる達成目標と報酬がある。『de jure claim(デジュリ請求)』や『holy war(聖戦)』などは常に行使可能だが、『excommunication war(破門戦争)』など、一時的なCBも存在する。所属する宗教や所有する称号に応じて様々なタイプのCBがあり、自身の行動や外的要因によっても変化する。一つの対象に一度に行使できるCBは一つまでで、目的に合ったCBの選択が必要となるだろう。

 殆どの戦争はその勝敗を問わず攻撃側に、終戦から10年間の一方向的なTruce(不戦期間)を与え(戦争がinconclusive end【不確定な終戦】を迎えた場合はその限りではない)、それはその戦争の攻撃側リーダーの画面で確認できる。Truceは各勢力の支配者の間に働くもので、攻撃側・防御側のどちらかの支配者が死んだ場合、Truceは終わる。Truceを無視して宣戦をすることは自分のvassals(封臣)以外で同じ宗教に属する全ての支配者達のOpinion(評価)を下げ、現在値の半分+200のPrestige(威信)を消費する事になる。

 '''★以下の解説は、自身が宣戦布告者(つまり攻撃側)であるものとして表記している。'''

**1.Claim Wars(請求戦争) [#naae3f71]
***Claim(請求権の行使) [#ucaddf18]
 反乱を除いた最も多くの戦争はこのClaim(請求権)の行使によって行われる。
 所有していない称号(Title)に対する請求権を有している場合、それを行使する事で開戦する事ができる。

 有り得る結果は以下。
 ・戦勝によってそのTitleと100点のPrestige(威信)を獲得する。
 ・White Peace(白紙停戦)の場合、100点のPrestigeを喪失する。
 ・敗戦した場合、そのTitleへのClaimと、200点のPrestigeを喪失する。

***Claim All(全請求権の行使) [#f7313220]
 キャラクターが'''複数の「Strong Claims(強い請求権)」を有している場合'''、それらを一度に行使する事が可能である。これによって、10年のTruceを挟まずとも複数のTitleを求める戦争が可能である。

***Claim for Other(他者の請求権の行使) [#z1aaa352]
 自分のCourtiers(廷臣)やVassals(封臣)達の有する請求権を行使する事もできる。

 ・勝利した場合、そのCourtier・VassalはそのTitleを獲得し、自身への評価が大きく高まる(+100)。また、自身は100点のPrestigeを得る。
 ・敗北した場合、その賠償は自身が行わなければならない。

 &color(red){注意};:このCBによって自身のVassalでもDynasty(王朝)でもない者がde jure外の領地を得た場合、彼らは自身のVassalではなくなる。
 また、自身と同ランクの称号を得た場合、彼らは自身から独立した勢力となる。

***De Jure(デジュリ請求) [#g4404e52]
 自身や封臣がDuchy(公爵級の称号・公領)を有している場合、或いは自身がKingdom(国王級の称号・王国)やEmpire(皇帝級の称号・帝国)を有している場合、De Jure(デジュリ((「慣習領地」、いわば「本来の領地」。対義語は「De Facto(実効領地)」で、実際に支配している領地を意味する。)))でありながら他勢力が支配している領地を請求する事ができる。その勢力が自身のDe Jure内に複数の領地を有している場合も、一度には一つのCounty(伯爵級の称号((CK2ではこの「County/伯爵級の称号・伯領」を単位としてマップ上のProvince(領地)が設定されており、伯爵級の称号を支配する事がその領地を実効支配している事を意味する。)))に対してのみ請求可能。

 通常の請求権とは異なり、この請求権はDuchy/Kindom/EmpireのTitleを喪失しない限り失われない。敗戦は200点のPrestigeの喪失と、膨大な金銭的賠償を科すが、Truceが終わり次第(或いはTruceを破って)、De Jure CBを再度行使する事が可能である。

 少々ややこしいが、このCBによる戦争に勝利した場合、CBの対象となったCountyの支配者がどの様な状態であったかでCountyの扱いが変わる。

 ・そのCountyの支配者が他にもCountyを有している場合、そのCountyをusurp(剥奪)し、自身(或いは請求権を行使されたVassal)が直接獲得する。

 ・そのCountyの支配者が他にCountyを持たず、自身と同ランク以上のTitleを有していない場合、自身(或いは請求権を行使されたVassal)のVassalとなる(Usurpはされない)。

 ・そのCountyの支配者が他にCountyを持たず、自信と同ランク以上のTitleを有している場合、そのCountyをusurpし、自身(或いは請求権を行使されたVassal)が直接獲得する。そして元の支配者はUnlanded(領地無し)となり、上位の称号は全て破壊される((どんな場合でも、公爵級以上の称号を持つ為には一つ以上の伯爵級の称号を有していなければならない。))。

 戦闘の結果、Title以外には以下の変化が起こる。
 ・戦勝は100点のPrestigeを与える。また、Vassalの請求権を行使した場合にはやはりそのVassalからの評価が大きく高まる(+100)。
 ・White Piece(白紙停戦)の場合、自身は100点のPrestigeを喪失し、防御側は 50 + (50÷防御側参戦者数)のPrestigeを獲得する。
 ・敗戦した場合、Prestigeの変化は(White Piece時の)倍であり、自身は年収の四倍の賠償金を防御側に支払う事になる。

***County Claims(伯領内請求) [#wd513a5c]
 稀に、あるCountyを自身やVassalが支配しているのに、そのCounty内のminor holdings(より小さな土地。「Barony/男爵領」「Temple/寺院」「City/都市」がある)を他勢力や独立勢力の者が支配している場合がある(各Holdingsに表示されている紋章の右側が所属勢力であるので、それで確認可能である。同じものが並んでいる場合は独立勢力である)。こういう時、その勢力に対してそのHoldingの支配権を請求する事ができる。戦闘結果によるPrestigeの変化はCountyの場合の半分で計算され、戦勝時には称号は必ず剥奪となる(Vassalにはならない)。

***Dispute Succession(継承戦争) [#wce1eb38]
 前王(前帝)の死後五年以内で、王位(帝位)継承権の3位以内であった場合、自身はPretenderと看做される。もしも自身がLiege(主君)の王位に対するPretender(係争者)であるか、或いは自身の支配する誰かが何れかの王位のPretenderである場合、このCBが行使可能である。

 ・勝利した場合、自身(或いは自身の後援したPretender)がその王位を簒奪する。この際、Crown Authority(王権)は一段階低下する。
 ・&color(RED){''白紙停戦は不可能である。''};
 ・敗北した場合、200点のPrestigeとその王位(帝位)へのClaim(請求権)を喪失し、投獄される。


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