[[AAR/教皇は太陽、皇帝は月]]
*パルマ伯Ausonio Iの治世 [#v280cb9d]
アウソニオは双子の妹と共にパルマ家の次男として生まれる。
双子共々若くして非常に優秀で、アウソニオはパルマ伯として即位した後、すぐにマチルダ公から宮廷司祭に任命されたという逸話が残っている。
即位後アウソニオは旧エルサレム王国の男爵から嫁をもらい、双子の妹は東ローマ皇帝に嫁いだ。

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**パルマ独立戦争 [#e8f456a3]
度重なる反乱の失敗で三つの州を皇帝に没収されたトスカナ女公に対し、ルッカ・ウルビノ・アンコナ・ジェノバ・ニースを獲得し領土を七州まで拡大したパルマ家。
度重なる反乱の失敗で三つの州を皇帝に没収されたマチルダ公に対し、ルッカ・ウルビノ・アンコナ・ジェノバ・ニースを獲得し領土を七州まで拡大したパルマ家。
だがアウソニオはそれ以上、つまり公爵位、そしてゆくゆくはイタリア王位を望んでいた。

1112年、帝国に対する三度目の反乱が失敗終わったマチルダ公は、皇帝の命でついに投獄される。
これを機と見たアウソニオはトスカナ公国からの独立を宣言し、帝国との戦争で消耗しきったトスカナ領になだれ込む。
約一年に及ぶ包囲の末マチルダ公は折れ、ついに父の代からの夢であった独立を達した。

**皇帝の裁決 [#wf0ab3f1]
ところが時の皇帝はこれを快く思わなかった。
マチルダ公の投獄でようやく北イタリアの反乱が片付いたはずが新たな火種が生まれる結果となり、皇帝は苦々しい思いをしたに違いない。
伯爵とはいえ州を七つも抱えていては、その内マチルダのように反乱を起こすだろう。
そこで皇帝は一計を案じた。

独立を達して二週間後、皇帝はドイツ北部にわずか一州の領地を持つオルデンブルグ伯にジェノバ公を与え、パルマ伯はその配下に命ぜられた。


'''ジェノバ、ニースや帝国から反乱の末独立した国々を帝国に再び編入させてやったのは我がパルマ家だというのに、この仕打ちは一体何だ。
これまで何度も反乱を起こしては失敗してきたマチルダ公の気持ちが、今になればよくわかるというもの。とはいえ怒っていても仕方が無い。
幸いというべきかオルデンブルク伯の持つジェノバ公爵位はアウソニオの実質的に支配している領土であるから、大義名分は充分にある。
逆に皇帝は大義名分さえなければパルマに宣戦することはできない。
忍耐が肝要だ。'''
'''ジェノバ、ニースや帝国から反乱の末独立した国々を帝国に再び編入させてやったのは我がパルマ家だというのに、この仕打ちは一体何だ。'''
'''これまで何度も反乱を起こしては失敗してきたマチルダ公の気持ちが、今になればよくわかるというもの。'''
'''とはいえ怒っていても仕方が無い。'''
'''幸いというべきかオルデンブルク伯の持つジェノバ公爵位はアウソニオの実質的に支配している領土であるから、大義名分は充分にある。'''
'''逆に皇帝は大義名分さえなければパルマに宣戦することはできない。'''
'''忍耐が肝要だ。'''
-アウソニオの手記


**第二次パルマ独立戦争 [#t8419e40]
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翌1113年、アウソニオは帝国中から賛同する諸侯を集め、ジェノバ公爵位を正統な持ち主に返還するようオルデンブルク伯へ通告し、彼女が拒否すると二度目の独立を宣言する。
ジェノバ公はすぐさま挙兵し、北ドイツから陸路でイタリアへ南下を始めた。
これに対しアウソニオは兵を船に乗せ、ジェノバ海軍を使いフランス沿岸部を周回しオルデンブルクを強襲。
アルプス山脈を目前に居城の陥落の報を受け取ったジェノバ公は降伏。
アルプス山脈を目前にオルデンブルク陥落の報を受け取ったオルデンブルク伯は降伏。
パルマ伯はジェノバ公爵位をオルデンブルク伯から奪い取り、ジェノバ公アウソニオを名乗った。

**服従か戦争か [#j193d9d3]

パルマ伯からジェノバ公へ出世したアウソニオであったが、これはまさしく皇帝の恐れていた事態でもあった。
かつてマチルダが反乱を繰り返した半世紀前とは違い、皇帝の権力は拡充し、ひとたび戦争になれば時間はかかるとはいえ白紙講和ではなく完全な勝利は可能であろう。
だがしかし、アウソニオがイスラムとの聖戦の隙を突いて独立したら?
既に南イタリアを支配し、皇帝に対し過去に二度イタリア侵略を行ったアフリカ国王が再び戦争を引き起こした場合、仮にアウソニオが反乱を起こせば独立してしまうやもしれぬ。
そして国境を接する以上、異教徒共が再びやってくるのは時間の問題である。
アウソニオの忠誠を試すのに今以上の好機はない。

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1114年、アウソニオの元に、過去に帝国から独立しジェノバ公が併合したウルビノとアンコナ州の譲渡を要求する皇帝の書簡が届いた。
これを断れば戦争である。
かつて反乱を起こしたマチルダの末路を誰よりも知っているアウソニオに、拒否の選択肢はなかった。
この時アウソニオは気が動転するあまり体調を崩してしまい、しばし病に臥せたという記録が残っている。
後日、皇帝はアウソニオにMaster of the Huntの称号を与えたが、既にオルデンブルク伯の件で募っていた皇帝への不信を覆すことはできなかった。

**世界情勢 [#n042ccee]

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画像は若干時代が下る1122年のものである。
フランスでは新王の幼君が即位するが継承危機は収まらず、これに乗じてモロッコ王国が南仏を併合し手がつけられなくなっている。
同様にスペインのキリスト教勢力も滅亡は時間の問題に見える。
東ではセルジューク朝が崩壊。おかげで東ローマはいくらか領土を取り戻している。



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